プログラム構成論講義第二回のレポート?(感想?)

今回はどうやら複雑系とサイバーコミュニティについて、だったらしい。
コミュニティの定義や、複雑系で用いられるいくつかのパラメータの話が出た。
パラメータは平均パス長や、クラスタ係数。平均パス長は最短パスの平均、クラスタ係数は隣接ノード間が隣接ノードである確率(割合)。


それから先は、論文の紹介。二年くらい前のmixiにおけるコミュニティなどの解析をした論文だったようだ。
人数は30万を超えるくらい、クラスタ係数も0.3以上と高かったようで、全体として小さい世界の構造をしていたらしい。
友人が多い人同士が友人であるという部分も考察していた。比較的クラスタ係数が高かったらしいが、それほど不思議でもない気がする。中には数人しか友人がいないという人だっているのだから、友人が多い人間の社交性からすれば、比較的必然だろう。
で、次はコミュニティ同士の関連。共通メンバ数の割合をとって、比較的大きいものを線で結んでいくと、孤立するものや、固まっているものがいろいろ出てくる。
ある意味驚きでもなんでもないが、すごいのはMac系コミュニティ。熱狂的なMacユーザはいうまでもなく、Macユーザは比較的Macに対してある種の愛情を持っている。わざわざ分類の中に「Mac系」という分類があるくらいだ。コミュニティ数もかなりだったに違いない。さすがMacWindowsとは違う。別にうらやましいわけでもなんでもないが。


最後に書くのもなんだが、最初のほうで話しに出た実験。大雑把な都市と名前を書いた手紙をどこかに送って、それで最終的につくのかどうか、という実験かな。かなり適当な解釈だけど。ついたのは数通。百通でそれだけ届くのなら十分か。
普通に考えると迷惑なだけとも思えるが・・・それでも送る人はいたらしい。しかし、よく手紙が増えなかったものだ、と。・・・いや、もしかしたら増えてたけど結局どこかで消えたのかな?
友人の友人の・・・を6回くらいで世界中の人を覆いつくせるという話を聴いた覚えがあるが、この話を曲解したのか・・・?どう考えてもそんな話にはなりそうもないが。


以上、感想と内容ごちゃ混ぜレポート。点低そうだなあ