つまらんなあ・・・

京速スパコン(けいという桁の計算能力をもつスパコン)の設計変更が発表された
おもしろくないシステムになった。
NECが抜けて、ベクトルプロセッサ部分がなくなって、特色がなくなって・・・
結局IBMの作り方とほとんど同じ・・・
堅実ではあるけど、完成する頃に他のスパコンがどうなってるかわからん以上、期待してもしかたがない。
あ〜あ・・・


せっかくだし、少しは説明書くか・・・
C言語のを書かないことだしね。


スパコン、正確にはスーパーコンピュータ。
非常に簡単な言い方をするなら、「パソコンをいくつもつないだようなやつ」。
もちろん実際はパソコンとは異なる点がかなりあり、この説明はあんまりだ。
だが、「現在主流の」構成は、ほとんど似ている。


ちなみに、「本当の意味で」パソコン*1をいくつもつないだものは「グリッド」と言われる。
スーパーコンピュータは、コンピュータ同士を「つなぐ部分」が特別だったりして、結構高い*2


ベクトルプロセッサとは、えーと、そのー・・・
複数のデータに、同じ操作を一気に行うのに適したCPU・・・計算する部分で、
えーと・・・
説明しづらいけれど、ベクトルプロセッサをのせた「パソコン」なんてない*3し、スパコンでもパソコンで使っているCPUと同じ方式になっている。
パソコンやスパコンで多く使われている、ベクトルプロセッサでないプロセッサをスカラプロセッサという*4


ベクトルプロセッサ積んでれば特徴あるシステムだったのになあ、という愚痴。
ちなみに今のところベクトルプロセッサを積んでて世界的に高速なスパコン地球シミュレータくらいなものである。これはNECが開発した。
・・・なんて、こんな情報はWikipedia調べれば手に入るんだけどさ・・・

*1:正確にはパソコンと同程度の内容を一単位とするシステム。

*2:そして消費電力がすごい。中身はほとんどパソコンと同じようなものだから。

*3:ただし、グラフィックチップ、GPUはベクトルプロセッサに似た構成をしている。

*4:なお、対義語のように使うことが多いが、一応対義語ではない。一般的ではないだけで、種類は他にもある。