ウイルス?ボットネット?それとも・・・故障?

これはchiguriが昨晩(早朝?)、自分のパソコンの不調を感じ、必死になって原因を探っていくという、全然感動も参考もない話である。
いや本当に。まだ原因が完全には究明されてないし。


さて、時は午前二時、急にパソコンの速度が遅くなる。どうやら、特にハードディスクアクセスが異常に遅くなっているようだ。CPUは100%行かない場合が多かった。
私の灰色で凝り固まった脳は、当初一時的なものと考えていたが、それが数分、数十分と続くうちに疑いを持ち始めた。
これはまさか・・・


ウイルス感染か!?


一応そのあたりは気をつけているのだが、昨今どこから入ってくるかわからないウイルス。感染していてもおかしくない。(できればおかしい世の中であってほしいのだが)
ひとまずネットワークから切断(物理的にEthernetケーブルを引っこ抜いた)し、状態を調べるため様々なプロパティを見る。
速度が遅いのでプロパティを見るたびにいらいら。
情報を探っていくと、なぜかハードディスクのルートが共有に!?
しかも共有を切ろうとしたら、なにか管理のための共有でどうこうと言い出した。


まさか、ボットネットに参加中か!?


確かにWindows XPはネットワーク管理が可能だったはずだが、私はそんなものを使った記憶などかけらもない。
共有をさらに調べていく(マイコンピュータを右クリックし、「管理」から出てくる画面に「共有」という項目がある)うちに、IPCなるものが現れた。
IPCとか書いてある共有は、どうも切れないようだ。ふーむ、なんかあやしいぞ・・・
というわけで(他にコンピュータがないので仕方なく)ネットワークにつなぎなおし、Google先生に「IPC 管理」とたずねてみる。するとこんなサイトが見つかった。
このサイトによると、どうやらこれは異常でもなんでもないらしく、「管理共有」という機能によるものだという。
ちょっとまて、私はこんな項目見たことない、と思いながらさらに読み進めると、どうも「簡易共有」をOFFにしないと出てこない項目だったらしい(過去これをOFFにしたことはなかったが諸事情で最近OFFにした)。なーんだ・・・


ちょっとまとうや、じゃあなんで遅いんだ?
やっぱりウイルスか?


ウイルスの定番と言えば、ファイルを見えなくする、レジストリに変な自動実行がある、ウイルス対策ソフトを出しているHPにいけないようにする、etc...
最初のはともかく、二つ目はひとまず調べたし、表層としてわかりやすいのは最後であろう。
しかし困ったことに、Trend MicroにもSymantecにも、ついでにMicrosoftにもアクセスできる。ちょうどUpdateが出されているはずなのでMicrosoft Updateをやってみる。すると、できてしまう。
はて?なにかウイルスとは思えないのだが・・・rootkitなら見つからない上に上のような動作をしないかもしれないが、最近流行ってるrootkitなんて聞いた覚えもない。


もしかして・・・パソコン自体、ハードウェアが不調?


ひとまずディスクのエラースキャン実行。が、特に問題ない。
ウイルスバスター2006(2008ではないのは好みの問題)で総Scanするも一切反応なし。
クエスチョンマークが頭の上を飛び回る。
ひとまず寝て、少し前に起きる。
IEが7になっている。・・・なんていうのはどうでもよいことで。(Updateでインストールされるようになった)
しかし一体なんだろう・・・?と思いながら、ウイルスバスターのアップデートを行う。




あれ?重くない・・・?


いや、ちょ、おま・・・
まさかお前かよ!?
確かに午前二時ごろにアップデートされてた気もする・・・しかもそのときごちゃごちゃと作業中だった・・・
まさか、それで少し動作が異常?アップデートで直った?
いや、でも、なあ・・・??


結論。よくわからんが直ってる。
他に何か問題あったりするのかなあ・・・?




追記:こんな発表が。これかな・・・時間と内容は確かに一致してるし・・・